「保育士になりたい、でもピアノが弾けない」「どちらかと言えば、音楽が好きなので、保育士試験では音楽を選択する」というかたは多いのではないでしょうか。
今回は、私がレッスンで使用しているおすすめの教本をご紹介いたします。まずは、音楽の試験全般について説明してくれる本はこれです。
この一冊でわかるピアノ実技と楽典増補版 保育士、幼稚園・小学校教諭を目指す人のために [ 深見友紀子 ] 価格:1,980円 |
保育士資格の音楽の実技試験や、小学校と幼稚園教諭の採用試験について詳細に書かれています。また、過去の課題曲のデータも掲載されています。「楽器の購入方法」や「試験に向けてどうやって勉強するのか」や「試験会場の様子」など、具体的です。
後半には、楽典やコードについても説明されており、この本の内容を理解して過去問を解けば、「保育実習理論」の問題は十分だと思います。
それから、「ピアノの練習」でおすすめの教本はこれです。
幼稚園・保育園・小学校の先生を目指す人の為の 基礎から学べるピアノ1、2、3【楽譜】 価格:1,430円 |
ピアノ初心者でも、1年かけてこの教本を終了すれば、バイエル後半(92~104番)程度が弾けるようになります。もちろんピアノ教室に通って、レッスンを受けたほうが良いです。
この教本の良いところは、「丁寧過ぎない」ところです。進みはわりと早めで、かつポイントはおさえてあるので、限られた時間の中で、上達するにはとても良いと思います。
それから、「童謡の弾き歌い」の楽譜でおすすめなのがこれです。
子どものうた弾き歌いベスト50 注釈付き [ 深見友紀子 ] 価格:2,860円 |
曲が「50曲」と厳選されており、分厚すぎないのが良いです。実際に現場で使えそうな「おかえりのうた」「おべんとう」「やきいもグーチーパー」「犬のおまわりさん」など、レベル別に記載されています。
演奏のポイントや歌い方のコツも書かれていて、独学で取り組まれている方にも良いと思います。ただ、コードネームが載っていないのが残念です。
私の教室で使用しているのはこの3冊ですが、ほかにもたくさん弾き歌いの楽譜は出版されているので、今後も紹介していきたいと思います。
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