リードシートとは、メロディの上にコードネームが書いてあるだけの1段譜のことです。リードシートが読める&書けるようになるとすっごく便利です。バンドで演奏するときに何ページも楽譜があると譜めくりが大変ですから。
リードシートは、またの名をCメロ譜(コード付きメロディー譜の略)、またの名をマスターリズム譜(本当かいな)と言います。正式な書き方は無く、バンドをやっていくうちに書き方は洗練されていくと思います。私はヤマハ講師の研修で書き方を習ったので、自分の考えも入れつつ以下にまとめてみようと思います。
絶対に指定しなければならないこと
- リズムのスタイル、テンポ
- ラテン、4ビート、ボサノバ、ジャズバラードなど書く
- 曲の速さはメトロノーム記号で示す 例 ♩=240
- キー、拍子
- クラシックと違い、調号はアタマに書くだけ
- コードネーム
- 小節の上に書く。五線は空欄にしておくと各プレーヤーが書き込むスペースがあってgood
- onコードより分数コードが見やすい △=C on E ◯=C/E
- テンションは書かないでプレーヤーに任せた方が良い △=C7(♭9,♭13) ◯=C7
- リハーサルマーク
- 構成をササッと理解できるように示す 例 Intro AABC ABC coda
- キメ、ブレイク
- キメフレーズは音符で、キメリズムはリズム譜で書く (写真の楽譜参照)
- 喰うか喰わないか
- コードの喰いはタイやリズム譜で対応する
- リピートの仕方
- 初見で弾くことが多いので、1.2.かっこ コーダはハッキリ大きく書く
- コーダ1.2.とかセーニョ1.2.はややこしいので使わない(˘・з・˘)
- D.C. D.S. の時のリピート有かストレートかちゃんと書く
- 各楽器の入り
- Bass in とかPF onlyとか書く
- テンポの変化
- rit.やフェルマータ in Que(合図で入る)
あまり指定してなくてもいいもの
- 音色
- シンセの音色
- TopNoteの指定
- キーボードやギター
- Fill in
- ドラム用
- 強弱
いろいろと書きましたが、とにかくリードシートはシンプルイズベスト!各プレーヤーを信頼してのびのびと演奏してもらうことが一番大切です。その方が楽しめますしね(⌒∇⌒)
ランキングに参加しています。この記事を読んだ方はぜひクリックをお願いします
にほんブログ村