ジャズの巨匠の演奏を採譜した楽譜が、いろいろと出版されています。ビルエヴァンス、デュークエリントン、ハービーハンコック、オスカーピーターソンなど。技術的にはかなり上級レベルですが、弾くと本当に良い練習になります。
ただ弾くだけでも十分勉強になりますが、さらにコードを分析したり裏技を宝探しのように探すのも楽しいです。
本日発見したのは、オスカーピーターソンの曲「People」にでてくるブロックコード(分厚い両手で弾く和音)の裏ワザ。peopleという曲を知らない方は、こちらの動画をご覧ください↓
↓そしてその楽譜の一部がこちら
いちいち1つ1つの音を読んだらめんどくさいし、自分の演奏でも応用できないです。
でも実は、すごーく簡単シンプルな裏技だったんです!メージャーコードに♭9thを付け足すだけなんです。
例えば、左手で ド 右手でミ ソ ド をひいて下さい。それは「Cメイジャーコード」ですね。左手のドの横に、半音上の ドの#を付け足してみてください。
めっちゃカッコいい響きになりませんか?!他の和音でも試してください。
- D レ #ファ ラ レ + レ#
- B シ #レ #ファ シ + ド
- A♭ ♭ラ ド ♭ミ ♭ラ + ラ
- F ファ ラ ド ファ + #ファ
あーん…教えたくないけど教えちゃおっと(笑) テーマのシンプルなメロディーに使ったらかっこよくなりそうですよね!
こんな風に、巨匠たちの完コピ楽譜にはお宝がいっぱい隠れているんです。
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