Jazzyなコードの技

ジャズの巨匠の演奏を採譜した楽譜が、いろいろと出版されています。ビルエヴァンス、デュークエリントン、ハービーハンコック、オスカーピーターソンなど。技術的にはかなり上級レベルですが、弾くと本当に良い練習になります。

ただ弾くだけでも十分勉強になりますが、さらにコードを分析したり裏技を宝探しのように探すのも楽しいです。

本日発見したのは、オスカーピーターソンの曲「People」にでてくるブロックコード(分厚い両手で弾く和音)の裏ワザ。peopleという曲を知らない方は、こちらの動画をご覧ください↓

↓そしてその楽譜の一部がこちら

分厚い和音に目がチカチカ頭くらくら

いちいち1つ1つの音を読んだらめんどくさいし、自分の演奏でも応用できないです。

でも実は、すごーく簡単シンプルな裏技だったんです!メージャーコードに♭9thを付け足すだけなんです。

例えば、左手で ド 右手でミ ソ ド をひいて下さい。それは「Cメイジャーコード」ですね。左手のの横に、半音上の ドの#を付け足してみてください。

めっちゃカッコいい響きになりませんか?!他の和音でも試してください。

  • D レ #ファ ラ レ + レ#
  • B シ #レ #ファ シ + ド
  • A♭ ♭ラ ド ♭ミ ♭ラ + ラ
  • F ファ ラ ド ファ + #ファ

あーん…教えたくないけど教えちゃおっと(笑) テーマのシンプルなメロディーに使ったらかっこよくなりそうですよね!

こんな風に、巨匠たちの完コピ楽譜にはお宝がいっぱい隠れているんです。

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fumipianoschool

八王子みなみ野で自宅教室を開講し13年となる個人ピアノ講師。ジャズやポピュラーも教え、個性を育て伸び伸びと自然体で成長させていくことが指導ポリシー。元ヤマハの大人のピアノ講師。