発表会のビデオ撮影業者さんと打ち合わせをするため、過去の発表会の映像を見返してみました。
それで、自分の教室の良さを実感しました(自画自賛w)映像の中で、ステージに上がった子供たちの自然な笑顔や、のびのびした様子が宝物のようにキラキラ輝いています。
私は作りこんだものが苦手で、本来の子供らしさや子供なりの考えを大事にしていきたいと思っています。作りこんだものが素晴らしいと感じる方もいると思いますし、それは個人の価値観です。
以前ピアノ講師たちのセミナーで、ある生徒の演奏を見せて各自が評価してみるという勉強会がありました。ほどんどの先生方は細部まで作りこまれた(その子らしさは皆無の)演奏を高く評価していました。実際、とてもレベルの高い演奏でした。
でも私とほんの数名の講師のみがそれには賛同できず、自分が大好きな曲を心から楽しんで荒っぽいけど生き生きと弾いた違う生徒を高く評価しました。(その子は心の中で一緒に音楽を歌っていた)
趣味と楽しみ、芸術と技術その価値観の違いなのでしょうか??
なにはともあれ、私の教室の生徒たちはそんな私の価値観に賛同して下さるご家庭の生徒さんたちが、何年も通ってくれていて、みんな個性的で、それぞれがあまり比較しあわずに楽しんでいるように思います。
実際、ピアノの発表会で、夏木マリの曲を歌う小学生がいたり、自由に舞台に上がって歌おうコーナーがあったり、先生がリトミックをステージで踊ったり、小学生がジャズのアドリブ回しをやったり、ピアノじゃなくてサックスを吹いたり…
こんな個性的な発表会は珍しいんじゃないかな、と思います。
「すきなことやってみよう」「楽しもう」の精神です。
そして13年近くこの教室をやってきて、一つの村人や家族のようなあったかい関係性が生徒たちとできていることも改めて感じました。
ここは本当に貴重な場所なんだな、と感動していることろです。(自己肯定感大事w)
さあ今年の発表会もコロナなんかに負けずに、楽しいコンサートにするぞ~!!!
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