生徒本人に分析させて説明させる。
ピアノアドベンチャーのとても良い点です。教え込むだけのレッスンとは違い、より深い内容理解に繋がります。
「4分休符は1拍 2分休符は2拍 休みです」と習うよりも、「この曲の最後の段に出てくる休符について先生に教えて」というアプローチ方法のほうが、より理解が深まるということです。
しかしながら、このレッスンスタイルはとても丁寧ではありますが、課題を進めるのに時間がかかります。これが悩みです。
これまでの生徒で、このテキストを使ってかかった時間をデータにしてみました。※AはBookA BはBookB CはBookCです
- 3歳児 A 10か月で終了
- 4歳児 A 12か月で終了 B 11か月で終了
- 5歳児 A 6か月で終了
- 5歳児 A 6か月で終了
- 6歳児 A 7か月で終了 B 9か月で終了 C 9か月で終了
併用教材との兼ね合いや個人差はありますが、普通に進めていると30分レッスンで10か月くらいはかかってしまう。そうすると、ピアノアドベンチャーベーシックシリーズの4が終わるのは、以下の年齢になります。
- 4歳スタート 11.5歳
- 5歳スタート 12.5歳
- 6歳スタート 13.5歳 ※7年半かかります
これは平均であって、もっと遅い子はもっと高い年齢になるぞ…というのが悩みです。理想は1冊を半年で終了するペースで進めなくてはなりません。でも生徒とやるレッスン内でのアクティビティーはとても充実していて楽しいし、じっくり取り組んであげたいのですが。ちなみに半年終了ペースだと、4巻終了年齢は以下です。
- 4歳スタート 8.5歳
- 5歳スタート 9.5歳
- 6歳スタート 10.5歳 ※所要4年半
レッスン回数を増やすか、レッスン時間を増やすか、宿題曲数を増やすか、何か対策しなくてはいけません。