私がジャズピアノを教えるとき、3つの項目に分けて生徒にマスターさせるようにしています。①ジャズ理論 ②アドリブ ③ジャズ曲を弾く
①は理解していないと、自分でジャズのヴォイシングすることができません。やはり頭で考えて演奏する音楽なので、理論を分かっていることは大事
②は止まらないタイム感の中で、反射反応する訓練。決められたルール(スケール)の中で自由に弾く練習。スケールと仲良くなれるし、リズム感の強化もできる。
③は既成のジャズ楽譜を弾いて、ジャズが実際どうのように演奏されているかを体で覚える練習。バッキングのタイミングやメロディーの崩し方、アドリブフレーズなどを耳や指で覚えていく。
経験上、この3つの項目がどれも欠けてはいけないと思います。そして、もちろんある程度のレベルまで行ったらセッションに参加すること!ある程度とは、5曲くらい簡単なスタンダード曲がアドリブできるようになったレベルです。
ピアノは両手があるから、スケールとテンションの勉強をしないといけないから大変です。でもその分、ハイレベルなジャズ理論の理解が身につくので、一目置かれるかも。
次回は、ジャズピアノのレッスンで私が使っているテキストをご紹介します。
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