スポーツやゲームなどで上手な人って、いろんな技を持っていますね。攻撃力(パワーやスピード)、コントロール力(柔らかなタッチやフェイント、スピードを緩める)などです。
ではピアノでいう、技(テクニック)とは何でしょうか。単に才能やセンスの違いでしょうか??私たちは、理想の音を求めて無意識に練習していますが、きちんと項目に分類できるのです。
先日、ピアノ演奏についての本を読みとても勉強になったので、分かりやすくイラストにまとめてみました。(上の写真)
ピアノのテクニックとは タッチ、インパクト、ディナーミク、音型の4項目である…どういうことかというと、ある素敵な演奏があったとします。それは、タッチの項目からmolt legatoを、インパクトの項目からtenutoを、ディナーミクの項目からメゾフォルテを、音型の項目から6度をそれぞれ選んで、その技を意識して弾いているから素敵になっているということなのです。
それぞれの項目の技を完璧に身につければ、それらの組み合わせで、表現豊かで多彩な演奏ができるということです。つまりそれがピアノのテクニックということです。
次回はそのテクニックを実践する方法を紹介したいと思います。例えば、タッチ項目のlegatoを弾くには、体のどの部分を使うかなどの具体的な方法をまとめて紹介したいと思います。
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